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ソワソワビクビクキョロキョロとティーチャー

ある圧倒的な力の働きかけがあって、それに迫られて否応(いやおう)なく決定せざるを得なくなるのです。それは、「自分以外の何ものか」との関係において起きることです。圧倒的な力の代表が「死」と「自然」、そして「他者」でしょう。たとえば、生活スタイルや考え方を根底から一変させる余命の宣告、突如として襲う大地震などの災害。あるいは思いもよらぬ親からの虐待や信頼していた友の裏切り。それは厳然とそこにあって、自分の力ではどうしようもないもの、選びようがないものです。第三章「本当の自分」はどこにいるのかこのとき、どう「自己決定」しろと言うのでしょう。自分だけでそれに対処することが可能で、そうしなければならないものなのでしょうか。この局面で自己決定と自己責任はナンセンスです。事がそれで済むなら、しょせんは些事なのです。誰も「自己決定」などしたくないそれにしても、日本でかつて、いまほど「自己決定」や「自己責任」がむきだしになったことはないのではないでしょうか。自己決定なんて、誰も本当はしたくないのです。親方日の丸で長いものに巻かれて、それで進んでいければいちばん楽だったはずです。

交際クラブとソワソワビクビクキョロキョロという問題の周囲には複雑な感情が幾重にもまとわりついているというのに、それが少しも伝わっていないのだから。ADDの人というのは、約束した計画を守り通せないことがあるものだ。そんなときにセラピストがいらだちをあらわにしてしまったのでは、ADD女性がこれまでの人生で何度も味わってきた恥の意識がまた再現されることになる。課題を与えるなら、セラピストの側は、相手を批判せず、冷静に臨まなければならない。また、いっしょに戦略を練り、方針を決めるのであれば、最終決定権はクライエント本人が握っていないと効果がない。自分にとって何が大切なのかを判断できるのは、結局は8 第十三章治療本人だけなのだから。本当に助けになるカウンセラーというのは、何百もある(とADD族の目には見える)可能性の中から、大切なものを抜き出し、整理整頓し、優先順位をつける作業につき合ってくれる人だ。

カリフォルニア州知事だ 第二章流浪の一匹狼とパシフィカルの時代ったレーガンを、ワシントンに大統領として送り込んだのは、この大学の後援会に陣取る金持ち連中だと言われています。ロニーもナンシーも共に名誉学位をもらったし、レーガンが大統領に就任した最初の公開演説は、ペパーダイン大学で行なったほどです。だから、得意気に話を進めていた総長は、それに水をかける発言をした私に、多少その口調に反発の気分を込めて尋ねたので、こう説明した次第です。「総長が二十一世紀や太平洋について考えるのは、実に立派だし先見性もあります。しかし、ペパーダインの総長ともあろう人が、パシフィック・リムなどという時代遅れの言葉を使えば、立派な考えまでが死んでしまいます」「それはまた、どうしてですか」「パシフィック・リムという言葉の背後には、太平洋周辺に位置する国家のイメージがあり、国益や外交関係のような思想と結合しています。

また、五月中、私は衆議院法務委員会で少年法改正法案審議に携わっていた。この改正案を成立させなければならないと思っていたからだ。ところが、自由党以外の野党と連立与党は、廃案を暗黙の前提にして審議していたのである。しかし、連休直後にこの法案を議会に上程してきた森首相は、私の本会議での自由党代表質問に対し、「一刻も早く成立をお願いする」と答弁して森首相は、私(いるのである。なぜ、このように表向きの答弁と本音が違うのか。それは、この少年法改正案を衆議院で採決すれば、与党の連立も賛成と反対に分裂し、民主党も賛成と反対に分裂するからである。共産・社民は元々反対である。したがって、選挙をひかえて与野党共に分裂するような面倒なことは回避するとの合意が成り立ったのである。しかし、連休中に発生した十七歳少年の刃物による凶悪犯罪を目の当たりにして、なおも少年法改正案を審議しないでいれば国民の批判が怖い